課長になる

お客さまのニーズを聞き お客さまと一緒に問題を解決する 営業職に

誇りを持っていた

課長をやってみないかとの打診もあったが、まだ早いと断り続けていた

 

断り続けても 人事異動は突然行われる

 

39才、課長になることになった

上司は 支店長1人

部下は 正社員・パート職 合計で9人

 

今まで自分のことだけをやっていればいい身分から

支店長の補佐、部下の指導だけでなく、部下のミスを一緒に謝罪

時には 怒り出すお客さまの対応も 課長として矢面に立って対応

自分のペースで仕事ができないことが苦痛だった

 

そんな中でも 喜びは見つかった

部下の成長

 

自分でやったほうが早く終わることも 部下に任せて見守る

時には一緒に

そんなことを繰り返し 部下が成長していくことが嬉しかった

 

 

課長としての仕事も軌道に乗り始めた頃 出世を諦めていた私の心境が

変わってきた

支店長を目指そうかな

しかし 課長から支店長への道のりは 簡単なものではなかった

早くても (初めての)課長 → (中ぐらいの大きさの支店の)課長 → (大きめの支店の)課長 → 副支店長 → 支店長

支店長になるまでに 課長からだと早くても8年以上かかる

それでは 支店長になれる年齢制限に引っかかる

よっぽどの敗者復活戦がないと 私には無理だった