第一次選抜 大きく出遅れる

入行(入社)して7年だったと思うが、目に見える第一次選抜がある

 

(銀行によって言い方が違うが)副主事に昇格できるかどうか

対外的には「支店長代理」「部長代理」と言われていた

 同期の中で、3割~4割程度がこのタイミングで副主事に

 

私は この第一次選抜には入れなかった 

チャンスは1年後

同期だけでなく、1年後輩とも競争させられる

次に昇格できるのは残った同期の約3割

 

1年後も昇格はなかった

「こんなに仕事をしたのに、なんで認めてくれない」と

仕事を放り出したい気分にもなったが・・・

 

次のチャンスは1年後

しかし かなり厳しく 昇格できる人数が限られる

昇格できたとしても同期とは2年遅れ

最初の選抜で ここまで遅れると、出世は諦めざるをえない

 

昇格の可能性は低くなったが もう1年 くさらず 頑張った

結果 2年遅れで昇格できた

同僚や先輩・上司がこの1年間応援してくれたおかげ

自分の力ではない

 

この資格(副主事)は 課長にもなれる資格

この副主事の資格のまま 次の昇格をせずに定年を迎える先輩も多数

2年遅れの私には これ以上の出世は無いんだろうなと思っていた

出世を諦めたら 気持ちが楽になった

自分のためや銀行のためではなく、本気で「お客さまのために」仕事をするようになった