銀行員生活開始
銀行に就職した私に待っていたのは、理不尽の嵐だった
この企業に就職が決まった時に、
多くの友人からは「おまえ、死んでしまうぞ」と言われるぐらい、
今でいう ブラック企業
理不尽なことで上司から怒られることが多々あった
半○直樹なら、ぶちきれているだろう
そんな中でも頑張ろうと思えたのは、
頑張った人には、褒美があったから
例えば、人事
この会社は、実力主義
「学歴は関係ない。実力があれば出世できる」と言われていた
例えば、高卒の立派な支店長が たくさんおられた
平成20年代後半まで、高卒の支店長は存在したと思う
反面、旧帝国大学出身でも、偉くなれない先輩・同期は多数
仕事ができる人は、転勤という形で新たな大きなステージが用意される
そこで成果を上げると、もっと大きなステージが用意される
出世する人は、どんどん上にあがっていく
成果を出せなかった人は、出世コースから脱落する
ただ、敗者復活もできるようになっていたため、
敗者の人も頑張る
私は、敗者復活組だ
理系出身のため、法律も、経済も、簿記も、日本の歴史も、何も知らなかった
スタート時点で知識が不足していることに気づくのが遅かった
急いで勉強をした